【秋4】KOSUDO TEXTILE WINDOWS 2018 -まちをしつらえる、いろどりテキスタイル-
小須戸商店街の町屋店舗や空き店舗に、小須戸の風土をイメージしたテキスタイルを展示。会期中は作家によるワークショップやイベントを行います。
招聘するプロジェクトチーム プロジェクトスクール@3331 group A 文化庁による平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業「プロジェクトスクール@3331」の受講生によるプロジェクトチーム。東京都千代田区の3331 Arts Chiyoda を拠点に様々なプロジェクトに関わることを実践的に学ぶ。2017年10月に、小須戸に滞在し、その地域の問題を探し具体的なプロジェクトとして提案するという課題のもと、リサーチや地域住民との交流をしながら本企画の基となる企画を立案。
かつての小須戸の基幹産業であった綿織物「小須戸縞」は、現在は商業生産が途絶え、住民の記憶や地域の建物等から機業で栄えた歴史が失われつつある。 写真は最後の小須戸縞職人と呼ばれる長井利夫さんが所蔵する縞帳。
秋葉区古津在住のデザイナー明間さんご夫妻が制作するのは、カフェの暖簾。町屋カフェわかば、CAFE GEORGの2店舗で展示に向けた打ち合わせを実施。
小須戸の町中はガラス戸とカーテンが特徴的。この特徴を生かして、ガラス戸をショーウィンドウに見立て、ガラス戸越しに鑑賞できる作品を展示する。 ※画像は展示イメージ
<企画の概要>
小須戸商店街にある町屋の店舗や空き店舗、住宅の店先のガラス戸を展示空間と見立て、小須戸の風土などをイメージしたテキスタイル(布・織物・染物など)を作家が制作・展示する。舟運で発展したまちに残る伝統的な町屋を活用し、街の雰囲気をさらに向上させるための演出を行う。また、県外のプロジェクトチームや新潟県内外のテキスタイルに関わる作家を招聘し地域住民と関わりながら、機業を基幹産業として形成された小須戸の歴史や文化を振り返りながら、次世代へとつなげていく機会をつくる。
<展示内容>
・「小須戸の精霊」(作家:佐藤悠人、会場:町屋ラボ)
・「お茶染めのれん」(招聘作家:明間典子、会場:町屋カフェわかば、CAFE GEORG)
・「イラストカーテン」(招聘作家:ワタナベメイ、会場:栄森酒店、荒木邸)
・「あかりのカーテン」(招聘作家:志田圭一、会場:昭栄堂)
・「夏の色は、」(招聘作家:舩橋和花、会場:住吉屋寝装店)
・「日常のいろどり」(招聘作家:小出真吾、会場:加藤邸)
<スケジュール>
7月14日(土) イベント開始予定
10月 8日(月・祝) イベント終了予定
※この他にも会期中にワークショップ等を開催予定。詳細は後日お知らせします。